フィリピンに恋して。
~フィリピン・バギオのリアルライフ~
ライフハック

目指せタボマスター!~フィリピン式お風呂【タボ】の使い方を徹底解説~

世界には大きく分けて二種類の人間がいる。

一つは、シャワー派の人間

もう一つは、タボ派の人間 だ。
(※タボ=フィリピンの家庭には必ずある「手桶」のこと)

 

フィリピンの一般家庭では、シャワーはまだまだ贅沢品。なので、この タボとバケツを使ってお風呂に入る 家庭も多いのが現状だ。

生まれてこのかた「お風呂」といえば 温かいシャワーに湯舟が当たり前の環境で育った私。

フィリピンに来て間もない頃は、どうしてもこの入浴方法に抵抗があって

彼の家に泊まりに行ったときも、お風呂だけは語学学校の寮に帰るまでシャワーを我慢したり してた。

その国の暮らしを否定するようで申し訳なかったけど無理なものは無理。だって、その頃のバギオって朝晩の気温が10度くらいまで冷え込むのに、フィリピン人みんな平気で水を浴びるんだよ・・・無理ゲー・・・Taga Japan ako…

 

そんな私も今では立派なタボラー。

この記事では、タボを使った基本的なお風呂の入り方と、私がタボ生活を送る中で徐々に編み出していったタボの攻略方法を紹介したい。

【入門編】タボをマスターするべき3つの理由

1. フィリピンのシャワークオリティ

フィリピンに滞在するなら、タボを抵抗なく使えるようになった方がいい。

というのも、

・今までフィリピンで泊まった観光地の宿泊施設の水シャワー率は100%

・バギオで泊まったホテルではお湯が10秒しか出ず、その後冷水に切り替わった(当時の気温11℃)

・今滞在している家は、初日42~3℃のお湯で夢を見させておいて、入居わずか二日目でお湯が出なくなった

そう。タボをマスターするべき理由は、ずばり

フィリピンのシャワーに一切の信頼がおけないから。

でも、せっかくフィリピンにきて、シャワーごときで旅が台無しになってしまっては勿体ない。

ホテルに着いて、さあシャワーを浴びよう!と思ったらお湯がでない・・・。そんな時でもタボの使い方さえ知っておけば、何も動じることはないんだ。

注)水シャワー率100%は、あくまでもアポなしで現地に行ってから宿泊交渉するような宿泊施設に泊まった場合の話で、バギオ周辺ホテルは、一泊1500ペソ(約3000円)も出せば温かいシャワーが浴びられるという情報多数。但し地域によっては3000円出しても水シャワーはあるあるという噂もあり。

▼フィリピン・バギオ周辺ホテルのシャワー事情については、以前Twitterでいただいたコメントが大変参考になる

2. バギオで冷水シャワーは拷問

「フィリピン」の一般的なイメージといえば 常夏、リゾート、灼熱のビーチ、熱帯夜・・・。

そんなイメージを抱いたままバギオにくると痛い目をみることになる。

バギオはフィリピンの軽井沢とも言われる地域だけに、朝晩はかなりの冷え込み。

今現在、カフェでブログを書いている私の格好:ヒートテック+カシミヤセーター+ウルトラライトダウン(※ユニクロ様様)

なので特にバギオもしくはそれ以北の地域に行く場合、フィリピンのチョロチョロシャワーでは髪や身体を洗うのに何倍もの時間がかかり、その分、寒い中、長時間、水を浴び続けなければいけない のだ。

これが壁に取り付けられた固定シャワーなら尚地獄。

30センチ先にはトイレが併設されているので身動きがとれない、つまりは頭上から降り注ぐ冷水を避けようにも避けられない のだ(※経験済み)

3. タボは自分次第で最高な入浴タイムに

それに対してタボは、電気ケトルorやかんさえあれば水温も水圧も自分好みに調節が可能。

バギオで冷水チョロチョロシャワーを浴びるくらいなら、タボのほうが100倍マシ だと断言できる。

タボを覚えてから大嫌いだったフィリピンでの入浴タイムが好きな時間に変わった。

タボでお風呂に入れるか、入れないかがあなたのバギオ生活を左右するとも言えるのだ。

【基礎編】タボを使ってお風呂に入ろう

用意するもの

・電気ケトル or やかん
・タボ
・バケツ

これだけ!

~入浴方法~

①ケトルで沸かした熱湯をバケツに入れ、適温になるまで水を足す

②あとはタボでお湯をすくって髪や身体を洗い流すだけ!

★必要湯量(参考):髪が腰辺りまである私の場合
写真の
大きさのバケツに1.5Lの電気ケトル×3回分 を入れ(これでバケツの6割くらい)、上まで水を足して丁度いい。

タボデビューした頃は、

水を足しすぎて全体がぬるま湯になり半分泣きながら寒さに耐え忍んだり、

前半戦でお湯を消費しすぎて後半序盤から節水に追い込まれ悔しい思いをしたりしたけど

そんな苦しみを乗り越えて、今では絶妙な湯量配分で、一滴の水も無駄にすることなく、また一度も寒い思いをすることもなく、入浴を完了させることができるまでに成長を遂げた。

いわばプロタボラー。

 

最初の3タボで髪を濡らし、

次の3タボでシャンプーを流し、

次の3タボでコンディショナーを流し

最後の3タボで身体を洗い流して完了。

トータル12タボ。

(これぞ、フィリピンでタボ生活をしない限り使うことのない才能…!!!)

 

次はいよいよ応用編。タボマスターまであと一歩!

【応用編】タボを使って節水する方法

日本では有難いことに毎月まとまった収入があって

光熱費節約なんて考えて生活していなかったけど(ごめんなさい)

ここフィリピンで電気代の高さは有名。

水道代は比較的安いと聞くけど、タボの場合は電気ケトルを使ってお湯を沸かすのでなるべく少ない湯量で、なるべく寒い思いをすることなく入浴を終えることがポイントになってくる。

そこで今回は、タボラーを目指す人のために、私が研究に研究を重ねた節水方法を特別に公開。

1. 洗顔は事前に済ませる

沸かしたお湯は貴重なので、水で洗えるものは水で洗うべし。

お風呂に入る前にクレンジングと洗顔は済ませておこう。

2. 入浴前の計画は念入りに

私は今でこそ無心でタボできるまでになったけど、慣れるまでは毎日のように前日のタボを振り返り、反省点を翌日のタボに繋げるという、PDCAサイクルを回していた。

ここでいう計画というのは、毎回のタボで自分が寒い思いをせず入浴を終えるために、どの工程に何タボ消費するか、どのくらいの水圧で攻めるか、などという戦略立てのこと。

これをするかしないかが、タボラーと非タボラーを分ける鍵となる。

3. ボディーソープではなく石鹸を使う

▼海外旅行時にはいつも愛用していた Biore u ボディウォッシュ(の、旅行用セット)

これまでの人生で節水なんてしてこなかったし、旅行先でもシャワーに困ったことがなかったから気付かなかったけど、

タボを始めてすぐに気付いた。

ビオレuのヌルヌル、何度流しても落ちない =水を大量に消費する

つまり、タボ入浴においてビオレuを使うことは非効率且つ不経済 である。

 

▼そこで、代わりに私がオススメしたいのが、こちらの牛乳石鹸。

この牛乳石鹸、泡立ち良し、泡切れ良し。

これを使えば、最小限のお湯とたっぷりの泡で身体をキレイに洗い、且つオンリー3タボでキレイに洗い流すことが可能なのだ。

4. コンディショナーは流しやすさ重視

▼タボをするときオススメのコンディショナーはこのシリーズ

尚、ここでいうオススメの基準は いかに湯量少なく洗い流せるか のみなので注意。

日本から持ってきたコンディショナーを使ってタボをしていたときは、バケツの中のお湯がみるみる減っていくのに全然流れてくれなくて、

ええっ?ちょ、おいおい。。。!!!お湯もうなくなるんですけど!?!?!?と毎回追い込まれていた。(本気でこういう心境になるよ・・・)

バギオならどこにでも売っているこのトリートメントなら、ロングヘアでもオンリー3タボでキレイに洗い流せるのでおすすめ。

普段、①シャンプー②コンディショナー③トリートメント④身体洗う のサイクルの人はトリートメントをやめて、入浴後の洗い流さないトリートメントに切り替えるもよし。

5. 髪を洗ったら、すぐに水気を切る

髪を洗ったら、身体を洗う前に一旦タオルで髪の水分を拭きとり、あとは乾かすだけ!の状態にして、

髪をくくったあと、身体を洗う。

そうすることで、入浴が終わってから服を着るまでの寒さに凍える時間を少しでも短縮する効果があります。

朝晩冷え込むバギオでは、タボ後~服を着るまでは一刻を争う戦い。

なので最後の1タボまでいかに熱いお湯を残しておくかはかなり重要なポイント。

6. 髪を切る

極論、ロングヘアの持ち主は、断髪して節水しよう。

まとめ

日本を出なければ、たぶん一生向き合うことのなかったであろう「入浴」という日常行為。

ただお風呂に入るのにこんなに頭を使うことは後にも先にもないだろう。

この歳になって、毎日温かいシャワーを浴びられることがこんなに感謝すべきことなんだと気付かせてくれた、タボ。。

Oh タボよ・・・

これからも、私はタボと共に生きていく。~完~