フィリピンに恋して。
~フィリピン・バギオのリアルライフ~
フィリピン

【恐怖】フィリピンの珍味 バロットに真っ向から挑むも惨敗した話。

 Magandang umaga!コノミです。

 

フィリピンに限らず東南アジアは、ストリートフードの種類が豊富で

歩いているだけで見たこともない食べ物がたくさん見られるから楽しい。

フィリピン歴が短い私は、まだまだ知らない食べ物が多く

歩きながら「あれはなに?」「あれは?」といちいち立ち止まっては説明してもらう始末。

 

最近では、日本人の中でも珍味として有名になりつつあるバロット

フィリピンを訪れた際には怖いもの見たさに食べてみよう!という観光客も多く

「フィリピン バロット」で」検索をかければ

「実食!フィリピンの珍味・バロットを食べてみた」というような記事が出てくる出てくる。

実際に、これからフィリピンに行ってバロットを食べてみたい・・・!けどその前にバロットってなに?どうやって食べるの?

って方は、他の方のブログをお読みください。

 

私のブログはそういうのじゃないです。

 

このブログは有益情報を発信することを目的としていないことは既にお伝えしていますが

(まだご理解いただけていない方はこちら「3.このブログを通して伝えたいこと」を読んでその点についてご了承ください)

今回は、私が人生で初めてバロットに挑戦し、そして 結局食べられなかった という

誰のためにもならない超無益な記事を書きます。

暇つぶしに最適です。

 

バロットとは

バロットまたはバロッ(タガログ語: balut)とは、孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵である。フィリピン以外にも中国本土南部から東南アジアの広い地域で食され、ベトナムではチュヴィロン (ベトナム語: trứng vịt lộn/孵) またはホヴィロン (hột vịt lộn/核孵) 、カンボジアではポンティアコーン(クメール語: ពងទាកូន)、中国では毛蛋 (拼音: máodàn, マオタン) 、死胎蛋 (拼音: sǐtāidàn, スータイタン)、鴨仔蛋(広東語 aap2zai2daan2, アープザイダーン)などと呼ばれる。引用:Wikipedia

 

孵化直前の卵を茹でて食べるので、ひな鳥の姿がある程度完成していて

羽根が形成されているものも。

フィリピンでは、お酢と塩をかけて、ゆで卵を食べるように手で持って豪快にいただくのが一般的ですが、

知り合いのベトナム人(19歳/男性)は「毎年お正月には大量のバロットが親戚から送られてくる。スプーンでぐっちゃぐちゃに混ぜて食べるよ

と満面の笑顔で結構グロいことを言っていたので、国や家庭によって食べ方は様々な模様です。

フィリピン人はみんなバロット大好き!は間違い

フィリピンといったらバロット!

フィリピン人はみんなバロットだいすき!

みたいな記事がたまにありますが、実際全然そんなことない。

私がバロットについて話したフィリピン人の8割はバロット嫌いor食べたことない

中には、罰ゲームか酔っぱらって味がわからなくなってるときにしか食べない

って言ってる人もいた。

地域性もあるかもしれないけど、バギオで私が話した感じだと

中年以上の男性がバロットを好む傾向にあり、

若い女性はバロット嫌いが多かったかな。

バロットに真っ向から挑むも惨敗した話

出逢いは突然に

それは、語学学校の友達とご飯に行った帰りに突然やってきました。

ご飯のあと、友人たちはバーへ移動。

絶賛体調不良だった私はタクシーを使って一人先に帰宅(三ヶ月の留学期間のうち、一ヶ月は咳喘息に苦しんでまともに会話もできませんでした)。

タクシーの運ちゃん(彼の名前はOLIという)と仲良くなって、Balut食べてみたいんだよねーって話をしていた。

すると、中心地から離れた静かな通りに

どこからともなくBalutだけが売っている小さな屋台が、暗闇にポツンと出現したのです。

なぜこのタイミングでそこに現れた?引き寄せの法則?

OLIがそこに止めてくれて、タクシーの窓から顔を出して購入。

Balutひとつ15ペソ。(ナイトマーケットでは15、20、30ペソ。店によってバラつきあり)

お持ち帰り、恐怖の始まり

初めての(念願の)バロットを手にし、私のワクワクは最高潮に達していた。

そう、私は現地の食べ物は何でも食べるがモットーの、ローカルフードファイター(自称)。

フィリピン初心者あるあるだと思うんですが

バロットを食わずしてフィリピンは語れないと思ってしまうんですよね

(実際バロットを食べたところで語れるフィリピン要素はほとんどありません)

 

運ちゃんOLIとさよならし、私とバロットは二人で夜の寮(一人部屋)へ帰宅。お持ち帰りです。

「さあ、ついに実食・・・!」

と思ったんですが。ここにきて私の心境に変化が。

人間、一人静かな部屋に戻ると、急に冷静になるんですね。

深夜に異国の地で孵化直前のアヒルの卵を一人で手に持っている

というシュールすぎる状況を把握。

冷静になればなるほど襲ってくる謎の恐怖心。

ワクワクしていた気持ちはいつしかドキドキに代わり、鼓動が早くなるのを感じる。

 

しかも、ここで私はあることに気付いてしまったのです。

調味料と、食べる道具がない。

そう、時間は深夜0時を回っていました。ここはフィリピン・バギオの語学学校。

通常バロットはお酢か塩をぶっかけていただくと聞いていたのに、

私の部屋には調味料がない・・・箸もフォークもスプーンも持ってないじゃん・・・

寮の食堂は閉まっているし、当然スタッフもいるわけない。

厨房にいけばスプーンやフォークが置いてあるんだろうけど、あそこは暗闇だしGがいるだろうし・・・

そもそもここは3Fで食堂は地下1F。エレベーターは故障中。

隣の部屋に住む中国人の友人は寝ているかもしれないし、深夜に叩き起こすほどの仲でもない。

あれほど食べてみたかった珍味が

時間がたつほどに得体の知れない気持ち悪いものに思えてきたのです・・・

勝者、雛鳥

部屋にあった唯一の調味料(?)おとなのふりかけ を複数、それに入学初日のオリエンテーションで配られて冷蔵庫に冷やしておいた缶ジュースと

念のために吐き出すためのビニール袋を用意。

今、私にできる最大限のことはした。

意を決し、殻を割っていく。

 

・・・

 

・・・

・・・!?!?!?!?!?

想像していたよりも大きな頭が出てきた。

もう一度見てみよう。

・・・

 

???もう完成しているんですけど???

 

この時点でもう一度、自分が今置かれている状況を整理してみた。

深夜0時のフィリピン。
山奥のバギオの語学学校。
助けを求められるスタッフは既に帰宅。
手には生温かい孵化直前のアヒル(ほぼ完成形)。

仮に食べられたとしても、お酢も塩もない。美味しくないに決まっている・・・

雛鳥の味とは・・・(想像)

 

食べてみたいという好奇心はあるものの、気味の悪い卵から少しでも離れるため、それを持った手を最大限に延ばした格好のままあっという間に30分が経過。


結局、恐怖に打ち勝てず、食べられませんでした。

以前誰かが「スープはおいしいよ!」と言っていたのを思い出してスープだけ舐めたけど、美味しかった。。。

 

【考察】バロットを食べたければ環境を整えよ

今回の敗因は、100%環境にあったと言っても過言ではありません。

・深夜
・見知らぬ土地
・孵化寸前のアヒルと密室に二人きり
・何かあったときに助けを求められる人がいない

バロットを食べるのに最悪な条件しか揃っていませんでした。

もしこれが、

・よく晴れた真昼間
・気を許した友人と一緒に
・外のひらけた場所で(何かあったら卵を捨ててすぐに走って逃げられる)

だったら?

120%イケた自信があります。

というわけで、バロットを食べる際はまず環境から整え、よい精神状態で望むことが重要であるということがわかりました。

 

・・・というのが昨年11月の話です。

実は、その一週間後に無事克服することができたので

次回は【成功編】について書こうと思います。

では!