フィリピンに恋して。
~フィリピン・バギオのリアルライフ~
ローカルフード

【リベンジ】バギオのナイトマーケットでバロットを克服した話。

これは、念願だったフィリピンの珍味バロットをせっかく手に入れたにも関わらず あと一歩のところで食べることができずに涙をのんだ あの日から一週間後、ナイトマーケットにてあっさりとリベンジを果たし、美味しくいただいたローカルフードファイターの話。

【恐怖】フィリピンの珍味 バロットに真っ向から挑むも惨敗した話。 フィリピンの楽しみの一つといえば、安い・早い・美味いの三拍子が揃った種類豊富なストリートフード。 ここバギオでも、ストリートフード...

バギオのナイトマーケット事情

毎日21時から深夜2時まで元気に開市しているバギオのナイトマーケット。

道路を塞いで夜だけ市場にするので、開市の30分以上前から商品や道具一式を持った人と待機客がずらりと行列している。

 

21時になった瞬間に一斉に準備開始するので、20時30分頃から街に出てマーケットが出来上がる風景を見るのも面白い。

さあ今夜も売るぞ!っていう人々の活気がすごいんだ。

さっきまで道路だったのが、ものの15分でマーケットに早変わりする。

彼が幼い頃は、セッションロード付近でMami(フィリピン風ラーメン)を一杯15ペソで歩き売りするおじさんがいたんだけど、今はそういう人たちがみんなナイトマーケットに流れてしまったらしく、残念だと言ってた。

もちろん ナイトマーケットの方が観光客が多いため高く大量に売れるから だけど、小さい頃からなじみのあるものがなくなってしまうのは、いつだって寂しいよね。

▼ナイトマーケットはこちら(毎日21:00~深夜2:00)

いざ、実食。


今回は絶対にイケる自信があった。

なぜなら、前回の考察をもとに敗因をすべて取り払ったから。

舞台は深夜まで多くの観光客で賑わうナイトマーケット。

寮の部屋でひとり、孤独で怖くてしょうがなかった前回とは違う。

そう、万が一何かあっても助けを求める人がたくさんいる!!!!(今思えば何かってなんだ?雛鳥が急に生き返るとか?)

そういうことで、私は自信に満ち溢れていた。

 

 

ほどなくして、例の物を発見。

・BALUT 15ペソ
・PENOY 12ペソ

バロットは有精卵でアヒル入り。ペノイは無精卵なのでアヒルなし。
(注:PINOYというとフィリピン人男性という意味になってしまうので「Can I have a pinoy?」などと言わないように注意しよう。)

 

余裕だと思っていたのに、いざヤツを目の前にして いつでも食べていいよー!っていう状況になると、この間の恐怖を思い出してまた足がすくんでしまった。

すると、邪魔だと言わんばかりに私の横をすり抜けてバロットを買っていく観光客がぞろぞろ。

この瞬間、私のローカルフードファイター(自称)魂に火が付いた。

 

この人たちに食べられて私に食べられないわけがない・・・!


意を決して手を伸ばそうとすると、6人ほどのフィリピン人男女グループがバロットを買いにきた。

そのうちの一人が私に気付いて譲ってくれようとしたので、ここぞとばかりに「先にどうぞ!!!」と譲り返した。

実際には「You go first!!!」と言ったので、「あなたが先に食べてみせてよ!」ってニュアンスだったと思う。(初対面で図々しい)

 

快く先にいってくれたセブ島出身の彼。お酢と塩をこうやってかけるんだよーって教えてくれた。

現地人から、直々にバロット食べ方講座を受ける。なんて贅沢なフルコース・・・!

彼らが美味しそうにいただく姿をしっかりと見届けて、いざ実食。

 

 

ゆで卵とチキンの味。ふつうにおいしい。

たまにパリッとした羽根の食感があるけど、別に気にならない。

 

こうして、トラウマだったバロットをあっさり克服したのでした。

前回のようなドラマもなかったし、本当にゆで卵とチキンの味だったので別に食レポすることがない。(あの恐怖は一体なんだったんだ・・・)

 

(余談)バロットは精力増強に効果的だということで、バロットは飲み物だといわんばかりに3つも流し込んでいたセブ島出身の彼はその夜どんな予定があったのか気になる。

髪型もばっちりキマってたし、心なしかめちゃくちゃ生き生きとしてた気がする。

【考察】バロットの数だけドラマが存在する(かもしれない)

バロットを初めて食べた感想は、

ゆで卵とチキン。それ以上でもそれ以下でもない。

それ以外に言えることは、

私が今回実食に至るまでに一度の挫折を味わったように、世界にはバロットの数だけドラマが存在する ということではないだろうか。

私にバロットの食べ方講座を無料で提供してくれたセブ島出身の彼だって、あの後ここには書けないような熱い夜を過ごしたかもしれない。

そう考えると、バロットという食べ物はなんて奥深いんだろう。