10月のよく晴れた土曜日。
念願叶って、保育園の行事にはじめて親子3人揃って参加できる!と前々からすごく楽しみにしていたのに、
我が家の喧嘩は、
終始モヤモヤしながら保育園の行事を終えて帰宅した。
昼ごはんを食べ、昼寝から起きると夫が「お腹が痛い」
痛みの種類や程度を聞いても「普通に痛い。でも下痢とかではない」
日本語だと「ズキズキ」とか「キリキリ」とか「
その時は私も「よくある胃痛だろう」くらいに思っていて、
深夜、夫に起こされた。
「妻、病院に行けない?」
時計を見ると0時半。
起きがけで「今から病院か… 朝
#7119(埼玉県救急電話相談)は、
そういえばロックダウンでフィリピンから出られなかったとき、
当時アパートで夫と二人暮らしをしていて、「
そのときと似たような症状だったので、
・昼頃には下腹部痛だったのが、今は右下腹部に移動
・立てないほどの痛み
・37.5度の微熱
・嘔吐はなし
電話口で看護師に状況を説明すると、近くの病院を3つ紹介された
「近いところから電話してくださいね」と言われて、
直前に熱を計ると37.5度あったが、
「熱が出始めてるのでうちでは診られません」
と、あっさり断られてしまった。
これでクチコミ最悪な病院に行かなくて済む、と思い直し、次に近い病院に電話すると
「先生にお話したのですが、その症状だとうちではなくてもっと大きい病院でちゃんと診てもら
と、看護師が教えてくれた。
一つ目の病院では門前払いだったのに、
電話口で対応してくれた看護師と医師にいいことありますようにと願いながら電話を切り、
車中、Every Little Thing の Time goes by が流れていた。
すると後部座席から夫が、喉の奥から絞り出したような声で「
病院に着いた頃には熱は38.5度にまで上がっていたが、
深夜にも関わらず夫のために何人もの医師や看護師が動いてくれて
担当してくれた先生は見た目年齢30代くらいのイケイケドクター。深夜だからなのか元々の人柄なのか終始ハイテンションで、看護師を呼ぶときも「ヘイヘーイ!」といった調子だったから、夫ともすぐに仲良くなっていた。
念のためにちょっと診てもらうくらいのつもりで行ったのに、こちらが思っているよりも大変なことが夫の体内で起こっていたらしく、結局数時間にわたり採血やCTなどの検査をしてもらったあと、
「大腸で激しい炎症が起きているのは間違いないんですが、
…最初に37.0度と言って即断られたクチコミ最悪な病
そこは嫌だと思ったが他にいい病院を知っているわけでもなかったので何も
帰りのタクシーに乗った頃には深夜3時半を回っていた。
夫がネットのクチコミを読めないのを良いことに車内で病院情報を見ていたら、日本語は読めないが「★
翌日は日曜日だったから病院には行けず、月曜の朝一番、
②に続く。
(余談)
深夜の検査はほぼ一人の医師と数人の看護師が対応してくれていたが、
コノミ「原因って何なんでしょう?」
医「細菌が腸に入って炎症が起きているのは確かですが、
コノミ「生物… 食べてないですね」
医「焼き鳥は?」
コノミ「焼き鳥… 焼き豚なら。フィリピン屋台で食べてたよね、
医「ああ、食べたんだ… それなら合致がいくな」
それを聞いた瞬間、夫には申し訳ないがさすがに笑ってしまった。
日本に来てまでなんでフィリピン屋台のブタにやられてんだと。
我が夫ながらオチがしっかりしていて素晴らしい。