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我が家の抱っこ紐事情
我が家の抱っこ紐事情。
私、コニー抱っこ紐。
夫、外では頂き物のエルゴ。家の中では…
ベッドシーツ。
自分の身体に合うサイズの抱っこ紐がなかったら、普通にベッドシーツを抱っこ紐にしてた#ないものは作ればいい pic.twitter.com/huKtsuwzHf
— コノミ🇵🇭バギオ時々イフガオ (@knm_pinas) January 6, 2022
そういえばバギオにいたときはみんなテキトーな布とかカーテンとかで器用に抱っこしてたな~と、懐かしくなる。
今、日本には高性能な抱っこ紐がごまんとあるけれど、私はひそかに「さらしで抱っこ」に憧れていた。
ちょうど良い機会なのでさらしを購入。
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玉ねぎで草木染めに挑戦
購入したさらしがあまりにも白いので(?)どうにかアレンジできないものかと調べてみると、
果実や植物などの天然素材を使って材料を染める「草木染め」というのがあることを知った。
桜の木の枝切れ、ぶどうの搾りかす、コーヒーを抽出した豆ののこりなど、普段なら捨てられてしまう材料を染料として再利用できるということで
環境保護が叫ばれる現代に、古代日本からつたわる伝統的な技術が再びクローズアップされているとのこと。
こんなの夫も好きに違いない…!と確信した私は、夫の休み×(天日干しにする工程があるので)晴天 の条件が重なる日を待ち、勇気を出して夫を おうちで草木染めデート に誘ったわけだけど、意外にも「興味ないw」と言い放たれてしまったので、仕方なく一人で草木染めを決行。
玉ねぎで草木染め手順
〈用意したもの〉
・さらし(9mのものを半分にカット)
・玉ねぎの皮 約150g
・焼ミョウバン 約15g
事前準備:玉ねぎの皮を集める
この作業が間違いなく一番の難関。
150g溜めるのに一ヶ月くらいかかった。
さらしを染めるまでの一ヶ月間、玉ねぎ料理が毎日のように食卓に並ぶ。
手順①-染色液をつくる
鍋いっぱいの水と玉ねぎの皮を火にかける。
この状態で、まだ集めた150gの半分以下。
どう見ても絶対入らないwと思いきや、水を吸ってみるみるうちに体積が小さくなるので、菜箸で徐々に押し込みながら全部投入。
するとこんな状態になる。
30分煮たら、火を止めて30分放置。
手順②-①の間に模様付け(さらしをゴムで縛る)
輪ゴムで縛った部分だけが染まらず白く残り、模様になる。
ゆったり幅をもたせて2箇所縛れば大きな円が2つできるし、間隔を詰めていくつも縛れば小さな円がいくつもできる。
布をつまんで輪ゴムで縛るだけの簡単な作業だけど私は2秒で飽きたので、かなり模様少なめ。笑
ポイントは、輪ゴムをキツくしばること。太めの輪ゴムなら尚良し。
私は深く考えずテキトーに縛ったら模様がかなり薄くなったのが、唯一の心残り。
手順③-①から玉ねぎの皮を取り除き、②のさらしを投入
この時、玉ねぎの皮が鍋に残らないように注意する。
また30分煮たら、火を止めて30分放置する。
手順④-③の間に媒染液をつくる
焼ミョウバンはスーパーの漬物コーナーで入手。
鍋いっぱいの水に焼ミョウバンをいれ、煮溶かす。
手順⑤-④にさらしを投入
液を全体に行きわたらせたら、30分放置。
玉ねぎの煮汁に投入した時点では赤茶色っぽく 思ってたのとちがう… とショックを受けていたら、媒染液につけた瞬間スーッと思っていたとおりに変色。不思議!
手順⑥-洗濯機に入れてすすぎ→脱水→天日干し
めちゃくちゃきれいで感動!
完成!
でででできたぁ~!
下の方になぜかできてしまった血痕のようなシミが気になりますが、
概ね満足~!というかめちゃくちゃ満足~!
興味ないと冷たく言い放ち仕事に行った夫も、返ってきたら Ohhhh Coooool!!! と大絶賛。
さらしモデルのスカウトお待ちしております。
夫が抱っこ紐として愛用しているさらしを玉ねぎで染めました pic.twitter.com/1NyipJvnTw
— コノミ🇵🇭バギオ時々イフガオ (@knm_pinas) March 20, 2022