フィリピンに恋して。
~フィリピン・バギオのリアルライフ~
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トラブル注意?フィリピン移住で気を付けたい賃貸の闇

バギオ滞在中は、アパートの一室を借りてフィリピン人彼氏と同棲をしていた。

過去に借りたアパートの紹介・バギオでのアパートの探し方はこちら。

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約10か月間の滞在中は、優しいご近所さんにも恵まれ、バギオの田舎暮らしを満喫していた。

しかし、何事もタダでは済まされないのがフィリピン。

平和に楽しく過ごさせてもらったバギオ生活だったけど、一気に後味の悪くなる出来事が最後に待ち受けていた。

大家さんとの関係

フィリピンでアパートを借りればトラブルは付き物、というのは噂には聞いていたけど、私たちの場合、大家さんとの関係は良好そのものだった。

とても物腰柔らかな女性で、住み始めてすぐに部屋に招かれ(大家さんは私たちの上の階に住んでいる)小一時間いろんな話をしてくれたり

孫の誕生日パーティーの際にはアパートの住人全員を招き入れてお料理を振舞ったり

彼が高熱で寝込んだときには心配してポカリスエットを買ってきてくれたり

作った料理や買ってきたパンをしょっちゅうおすそ分けしてくれたり

とにかく本当にいい人で、アパートを出る直前には彼と「また次に二人でバギオに住むときはここに住みたいね」と話していたくらい。

▼大家さん宅で開かれた誕生日パーティー。総勢50人くらいいた

▼いただいた絶品ディヌグアン(鶏の血のシチュー)ご飯のお供やお酒のつまみに。

身に覚えのない架空請求

大家さんとは最後まで良い関係が続き、私が帰国する日には「I’m gonna miss you… また会おうね。」と言ってハグしてくれた。

私の帰国後、彼はアパートの契約が切れるのを待って実家に戻った。

まさかの展開が待っていたのは、それから二週間以上が経ったある日。

「大家さんから連絡がきたよ」という彼からのメッセージと共に添付されていた一枚の写真。

それは、私たちに対する手書きの請求書だった。

タイトルの “Daniel’s Damages” には笑った(笑)

追加請求としてリストに並んでいたのは・・・

1.清掃用品-200ペソ
2.清掃業者-400ペソ
3.キャビネットの取っ手-100ペソ
4.電子ケトル-500ペソ
5.ランドリー代金(マット、ベッドシーツ、カーテン)-200ペソ
6.窓ガラス-130ペソ
7.水道代-380ペソ
8.電気代-550ペソ
9.鍋の取っ手-75ペソ
10.ランプの電球-105ペソ
11.ガラス、トイレのドアの歪み、ドアノブの修理費-400ペソ

上記リストに加え、なんと電子レンジを買い替えるので3000ペソよこせというのだ。

電子レンジは私たちがアパートに入ったときには新品未使用の状態だったので確かに多少の劣化はあるものの、強いていうなら少し錆びたくらいで少しも壊れてはいないし、買い替える必要なんて全くなかった。

 

合計請求額、6040ペソ(約1万3000円)。

 

このうち実際に私たちが払う必要があると思われるものは、

・清掃業者代(400ペソなんてあり得ない、高すぎるって彼は言ってたけど)
・電子ケトル代(普通に使ってたら勝手に爆発w)
・ランドリー代(ベッドシーツは既に洗濯して返却済のはずだけど)
・最終月の水道、電気代
・鍋の取っ手(落として壊した)
・ランプの電球

計2010ペソ(約4300円)

 

払う必要がないと思われるものは、

・清掃用品代
→ 何を買ったのか聞くと、掃除のため”something”を買った。あとゴキブリホイホイを買ったとw 領収書ないし、somethingってなに?だし、突っ込みどころ満載。

・キャビネットの取っ手
→ 確かに取れたから私は払ってもいいと思ったけど、彼は「あんなのくるくる回して取り付けるだけ。100ペソもかかるはずない」と

・窓ガラス
→ そもそも最初からガラスがなく吹き抜けだったところに私たちが段ボールでつぎはぎしたものを、私たちが壊したと言い張る

・ガラス、トイレのドアの歪み、ドアノブの修理費
→ 10ヶ月住んでいるうちに歪んできて開け閉めしづらくなったドア。ドアノブは普通に生活してたら取れた(これって実際どっちが払うべきなんだろう?)

いずれにしても領収書がなく手書きリストのみで、値段もたぶん大家さんが「おおよそ」で書いたもの(じゃなきゃこんなキリのいい数字ばかりにならない)。

私が日本人だから言えばこのくらいの額すぐに払うだろうと思ってる感、丸出し。

絶対払いたくない!

彼が電話すると、声を荒げるでもなくいつも通りの物腰柔らかな大家さんだったらしい。

そしてその穏やかな口調のまま「Owhhh ごめんね、ダニエル…でも床のタイルも少し剥がれてるみたいだからこれも払ってもらわなくちゃ。」と(笑)

実際に支払った額

彼が交渉してくれた結果、とりあえず謎の電子レンジ代3000ペソは回避。

私たちが壊した覚えのない窓ガラス、ドア、ドアノブの修理費も支払わなくていいことになった。

ただ、大家さんが勝手に購入したゴキブリホイホイとその他清掃用品 “something”(レシートなし)は支払う必要があると言われて(笑)

彼と話し合い、あんまり事を大きくしたくないよね、ということで結局2510ペソ(約5400円)を大人しく支払ってその場を収めた。

交渉の電話を切った直後、長いバトルで疲れた彼の元にまたメッセージが。

「ごめんね、ダニエル。言い忘れてたんだけど… あなたたちの部屋から出たゴミを近所の子どもに20ペソでお願いしたからそれももらわなきゃ。」

もう呆れを通り越して失笑。20ペソくらいどうぞ。。。

補足

バギオのゴミ出しは毎週1回、自治体毎に曜日が決まっている。ゴミ出しエリアまでは、家によって徒歩5~10分かかるところも。
近所の小さい子どもたちが食べ物を買えるよう、ゴミ出しを頼んで10~30ペソ程度のお小遣いをあげることがある。
「ただお金をあげるんではなく、しっかり働いてもらう代わりに対価をあげる」という考えに共感してうちもそうしてた。

まとめ:大家さんとの金銭トラブルには気を付けるべし

今回、ローカルルールが分からず(フィリピンではこんなもんなのかな?と思った)外国人なのであまり事を大きくしたくないということもあり、大人しく追加請求を払うことになったけど、こういうことを何も想定していなかった自分にも非があると思った。

次回からは、

・住み始めた時点で部屋の細かいところまで写真を撮っておく、大家さんも一緒に確認してもらう
・何かが壊れたらすぐに大家さんに報告(その時に言えば修理費も大家さんが出してくれるけど出て行ってからだとこっちが払うことになる)
・領収書のないものは払う必要なし(これはあとから言われてハッとしたのだけど、その時は全く考えに及ばなかった)
・契約書にサインする前に、家を出て行ったあとの清掃代についてなど確認しておく
・家を出るときに支払い系は全部済ませておく

等気を付けよう。

Twitterでフォロワーさんにも聞いてみたけど、今回のような追加請求は稀なケースで、家を出たあとに最終月分の水道代・電気代で揉めるなどのトラブルはよくあることのようだ。

中には前の住人が最終月の光熱費を支払っておらず、それを払わなければここには住めないので払うように言われトラブルになり、結局払ったというケースもあるらしい。。(もちろん「前の住人」は顔も知らない赤の他人。もはや意味不明…)

契約書を確認してサインすることももちろん大切だけど、家を出る段階になって相手が契約書をなくしただとか、そんなの知らないだとか言われてしまえばそれまでなので、フィリピンでは契約書はただの紙切れにすぎないということも忘れずに。(笑)

何があるかわからないフィリピンでの一経験談として参考にしていただければと思います。