「ブログ、やめようかなあ。」
最初にそう思い始めてから半年以上が経った。
そして昨日。
かくかくしかじかでついにブログをやめる決心をし、「フィリピンに恋して。」、あっさりnoteデビュー。
記念すべきnoteの一本目はこちら。(かくかくしかじかの詳細もこちらから)
noteデビュー初日は好感触
note公式アカウントからおすすめされるがままに、
#note初心者 #noteはじめました
などのハッシュタグをつけたからだろう、すぐに数個のスキ(Twitterでいう「いいね」)がついた。
noteの魅力はなんといっても「シンプル」。
「書くことを楽しむ」を最大の目的としてサービス設計がされているので、
Word Pressのように複雑な機能が一切ついていないのだ。
編集機能でできることといえば、太字、中央寄せ、リンク、引用 くらい。
ブログに疲れて、ただ思いのままに文章を書きたくなった私にはぴったりだった。
(note、面白そうだな。)
個人のFacebookとインスタグラムで身内向けに記事をシェアすると、すぐに複数の知り合いが反応してくれ、驚くことに「読むためにnoteアプリダウンロードした!」と言ってくれた友人までいた。(感無量)
既にnote用に頭に浮かんでいる記事がいくつかあったので、しばらくは楽しめそうだ。
アドセンスからのメール
今朝。
起きてスマホを見ると、Googleアドセンスからメールがきている。
「3月レポート:収益が71%増加しました。伸びています!」
収益…?
71%…?
伸びています…?
アドセンスの審査が通ったのはいつだったか忘れたけど、こんなメールを受け取ったのは初めてだ。
もしかして… Google先生が私を……
引き留めてるうぅぅううぅぅぅぅぅぅ?!?!?!?!?!?!
— コノミ🇵🇭バギオ時々イフガオにいる人 (@knm_pinas) April 16, 2021
71%の伸びといっても元がほぼゼロなので、別にこのメールがきっかけでブログ熱が再発したわけではないのだけど、
(ブログ閉じる前にダッシュボードでも開いてみるか。)
という気持ちになった。
読者に代わるものナシ
開けてびっくり。
4ヶ月ものあいだ指一本触れていなかったこのブログに、月々一定数の読者が訪れていたのだ。
しかもTwitterやインスタグラム等のSNS経由ではなく、ほとんどが検索流入。
名の知れた人気ブロガーには恥ずかしくて言えないような雀の涙ほどの数だけど、
それでも毎日誰かしらが見に来てくれている。
その事実が嬉しかった。
数ヶ月ぶりにダッシュボード開いたら、もう4ヶ月指一本触れてないブログに毎日一定数の人が見にきてくれていることが判明。悩む。でももうnote一本書いちゃったんだよな。でもWordPressお金かかるし色々大変でやる気が(優柔不断) https://t.co/Y0FzQXk8sJ
— コノミ🇵🇭バギオ時々イフガオにいる人 (@knm_pinas) April 16, 2021
note感覚でブログを書く
一発目noteにもしつこく書いた通り、
収益もないのに年間15,000円程度のサーバー代を払うことが億劫になっていると思い込んでいたけど、
じつはそうじゃなかったっぽい。
リアルなフィリピンをゆるく発信するために自己満で始めたはずのブログが、いつしか見えない誰かに向けた情報発信型ブログになってしまい本来の目的からずれたことで、やる気が失せてしまったんだ。
「Magandang Umaga!コノミです。」という毎回ハイテンションな定例句も(これがあると本題に入りにくい)、
「〇〇徹底解説!」などのSEOを意識したタイトル付けも、
「いかがでしたか?」とかいう記事の最後につけるあのくだりも、もうやりたくない。向いてないんだもの。
でも、こんなブログにわずかでも読者がついていてくれたという事実は何にも代えられない。
noteに移行したら、今まで読んでくれてた人がアクセスしにくくなるかもしれない。
・シンプルに文章書きたい
・でも情報発信型のブログはやりたくない
・読み物としてのブログをやりたい
・ブログの方が見てもらいやすい(noteだと読者はフォロワーメインになる)
・フィリピン関係者はnoteに少ない気がする(これはソースなしの体感w)
だから今後は、頑張らずに、自由に気ままに「noteみたいなブログ」として細々と続けていけばいいんじゃないかな、というのが結論。
情報発信型ブログから、読み物系ブログへ。
そんなわけで、めでたくスタートしたnote版「フィリピンに恋して。」は
筆者の気まぐれによりわずか一日でお蔵入りになりそうだ。
また何かの拍子に書きたくなることがあるかもしれないから、一応アカウントは残しておく。
とりあえず、既存の記事をリライトする作業からのんびり始めよう。
コノミの記事を読むためにわざわざnoteアプリダウンロードしてくれたという友人Mには、今度直接会ったときにゆっくりお詫びするとして。笑