フィリピンに恋して。
~フィリピン・バギオのリアルライフ~
バギオ

【短期滞在ビザ】フィリピン人の恋人を日本に招待する方法【写真付き解説】

Magandang umaga!コノミです。

フィリピンから帰国して二ヶ月が経過しました。

久々の遠距離恋愛で、初心に返った気持ちです。

毎日のビデオ通話やメッセンジャーでのやり取りは楽しいけど、やっぱり生で見たいし触りたいです(変態ではありません)。

ところで、このブログを読んでくださっている人の中には

フィリピン人パートナーを日本に招待しようと思っていたのにコロナのせいで延期になった・・・なんて人もいるのではないでしょうか。

私は2019年4月に「短期滞在ビザ」を使ってフィリピン人パートナーを日本に呼び寄せています。

実は何人かの方から、このビザの申請方法に関して記事にしてほしいと依頼されていたので

今回は「私がバギオ在住の恋人を日本に招待した方法」と、それに伴って準備した資料、注意ポイントなどを写真付きで(←ポイント)公開します!

手続きの内容や提出資料などはいくらでもネットに出てくるんですが、

実際どんな風に書いたらいいの?と悩んでしまう人もいると思います(私がそうでした)―今回の記事はそんな方の参考になれば幸いです。

少なくとも私はこのやり方で実際にビザがおりています!

ちなみに、ビザの手続きってすごく大変そう・・・と思われがちですが個人的にはすごく楽しかったです(笑)

コロナ禍でパートナーと次にいつ会えるかわからず悶々としているそこのあなた!

気を落とさず、規制が緩和されてビザが発給されるようになったらすぐさま行動にうつせるように、今からビザの申請方法をイメージしておきましょう~♪

はじめに:短期滞在ビザの申請はプロに依頼せず自分でできる

ビザを申請するとき、まず最初に考えるのが「プロに依頼するべき?」という点だと思います。

結論からいうと、観光を目的とした短期滞在ビザの申請は自分たちでできます!

プロに頼めば楽&安心というオプションがもれなくついてきますが、当然お金がかかってきます。検索してトップに出てくるのは大体4万円~。

私たちの場合は少しでもお金を節約したかったのと、ネットで調べた限り自分でできそうだな~と思ったので、自分で申請することにしました。

短期滞在ビザとは?

日本人がフィリピンへ旅行に行く際には30日以内であればビザが不要ですが、フィリピン人が日本に入国するには日数によらずビザが必要です。

「フィリピン人の恋人を日本に招待する」際に必要なビザは、短期滞在ビザ(90日以内の滞在)になります。

短期滞在ビザには3種類あり、

(1)短期商用等(会議出席、商談、文化交流etc.)
(2)親族訪問(原則として、配偶者、血族及び婚族3親等内)
(3)知人訪問/観光

に分けられます。

恋人を招待する場合は、(3)知人訪問/観光 に該当するわけですね。

このビザを申請するにあたっての必要書類や実際の手順については、下記リンクを読めば全て分かるようになっています。
一時有効の短期滞在ビザを申請する手続の概要(外務省 公式HP)

私は理解するまで何度も何度も繰り返し読み込みました。とても分かりやすいです!

短期滞在ビザ申請に必要な書類

ビザ申請に必要な書類のフォーマットは、こちらからすべてダウンロードできます(外務省公式HPより)。

提出書類は以下の通りです。

▼フィリピン側で準備するもの
①パスポート
②ビザ申請書 1通
③写真 1葉
④PSA発行の出生証明書
⑤婚姻証明書(既婚者のみ)
⑥知人関係証明資料(写真、手紙、メッセージのやり取り、国際電話通話明細書、送金控 等)
⑦公的機関が発給する申請人またはその扶養者の所得証明書または貯金通帳及び納税証明書

▼日本側で準備するもの
⑧招へい理由書
⑨招へい理由に関する資料(知人関係説明書、戸籍謄本等)
⑩滞在予定表
⑪住民票(世帯全員の続柄が記載されているもの)
⑫(招へい人または身元保証人が外国人の場合のみ)有効な在留カード(又は特別永住者証明書)の裏表コピー、住民票(マイナンバー(個人番号)、住民票コード以外の記載事項が省略されていないもの)

▼日本側(招へい人)が渡航費用の一部または全部を負担する場合に準備するもの
⑬身元保証書
⑭身元保証人による渡航費用支弁能力の証明に係わる次の3種類の書類いずれか1点以上。なお、源泉徴収票は不可。
1)課税証明書
2)確定申告書控の写し
3)預金残高証明書

このうち私たちが提出したものは、⑤⑫以外のすべてです。

この記事では、特に書き方が曖昧と思われる

・招へい理由書(+追加資料「招へい経緯書」)
・身元保証書
・滞在予定表
・知人関係証明資料(写真、手紙、メッセージのやり取り、国際電話通話明細書、送金控 等)

について、写真付きで分かりやすく解説していきます(②ビザ申請書は、先ほど貼ったリンクから用紙をダウンロードして空欄を埋めるだけで特に難しいことはありません)。

その前に、「招へい人」「身元保証人」という聞き慣れないワードについて説明します。

招へい人と身元保証人について

フィリピン人(=ビザ申請人)を日本に招待する場合、

①招へい人(招待する人)
②身元保証人(ビザ申請人が日本に滞在中、経済的な責任を担う人)
の二つが必要になります。

この時、招へい人が身元保証人を兼任することもできますが、招へい人が経済的に不安定な場合は身元保証人を別の人にお願いすることもできます。

あなたの恋人を日本に招待する場合は、招へい人=あなた です。

私の場合は、当時私が会社を辞めていて無職だったこともあり、経済的に安定している父親に身元保証人になってもらいました。

ここで大切なことは、ビザ申請人が滞在期間中に「お金が足りない!」という事態にならないかどうか。

滞在中の費用をまかなえるだけの貯金はあったので私の残高証明を提出すればよかった可能性もありますが、「無収入」ということがネックになりビザがおりなかった・・・という事態は避けたかったので、より確実な方を選びました。

【写真付き】短期滞在ビザ申請に必要な書類の書き方

ビザ申請に必要な書類のフォーマットは、こちらからすべてダウンロードできます(外務省公式HPより)。

招へい理由書

招へい人がビザ申請人を日本に招待する目的について明記するものです。

フィリピン人の恋人を日本に招待する場合、

招へい人:あなた
ビザ申請人:フィリピン人の恋人

となります。

2.招へい経緯 について、次で詳しく説明します。

【追加資料】招へい経緯書

フィリピン人の恋人を日本に招待する際の最重要ポイントは、二人が本当のカップルかどうか(偽装カップルでないか)を証明すること。

ここがちゃんとしていないと、誰でも日本に入国出来てしまうからです。

招へい経緯書は提出書類一覧にはなく、あくまで追加資料という位置づけですが実は非常に重要なので頑張って書きましょう(楽しいです!)

これは私が実際に提出した資料です。

さて、ここでは二人が本物のカップルかどうかを証明するために、二人が出会ってから日本に招待するに至った経緯を事細かに書いていきます。

内容や構成が全く同じになると不正とみなされる場合があるので内容は伏せていますが、イメージがわきやすいようになるべく詳しく書きます。

段落ごとのおおまかな内容は、

① 二人の出会い
出会った日付と場所、どんなシチュエーションで出会ったか

例)私と●●は、●年●月●日に、フィリピン・バギオ市内で出会いました。私は同年11月から翌年2月まで、バギオにある●●という語学学校で英語を学んでおり~、

② 親しくなった経緯
語学学校の友達と行く予定だったクリスマス旅行に彼がドライバーとして参加することになったこと

③ 交際が始まった日~その後の経過
付き合った日付、彼のご両親に紹介してもらった日付やシチュエーション、彼の家族と国内旅行に行ったこと

④ 語学学校卒業~帰国後のコミュニケーション
卒業後、一人でセブ島旅行に行く予定を変更して彼と一緒に故郷のイフガオに行ったこと、日本に帰国した日付、帰国後はビデオ通話やメッセンジャーでやり取りをしていること

⑤ 招へいに至った経緯
帰国後、彼をぜひ自分の両親に紹介したいと思ったこと

⑥ 滞在の予定について
入国/帰国の予定日、日本での行動予定

⑦ 経済的安定の証明
貯金ありますアピール(残高証明書を添付)、責任を持って面倒をみます、必ずビザの期限内に帰国させますという宣誓

例)私は現在無職であるため、父・●●が身元保証人になっておりますが、念のため私の残高証明書も併せて送付させていただきます。この度の渡航費用及び滞在費用は全て身元保証人が支払いますので~、

最後に結びの挨拶で一筆添え、私はA4二枚にまとめました。

 

そんなことまで書くの?親にも話したことないのに・・・と思うかもしれませんが、書きます。笑

大丈夫。見る人はプロなので、あなたが恥ずかしがっていることなんて1ミリも気にしてません。大事なのは、あなたたちの真実の愛を証明することです!!!

文章は長ければいいというものではありません。

真実をありのままに、そして読み手に分かりやすくまとめましょう。

(※日本語のみでOKか、英訳が必要か分からなかったので、念には念をということで私たちは日本語ver.と英語ver.の二部を提出しました)

身元保証書

身元保証人として、ビザ申請人の滞在を経済的にサポートし、何かあれば責任をとりますという書類です。

滞在予定表

滞在中の予定を、なるべく細かく書いていきます。

これが結構大変。私たちは17日間の滞在だったのでまだよかったですが、これが30日分、それ以上になるとそれだけの予定を事前に考えなければいけないということです。

もちろん事前に決めた旅程どおりに行動するというのは無理があるので、分かる範囲で大丈夫ですし、書いた予定がのちに変更になっても全く問題はありません。

大事なのは滞在中何かあったときにすぐに連絡がつくことですので、連絡先は必ず正しいものを書きましょう。

例)
19.4.25 日本入国6:10am ●●便(ニノイ・アキノ空港→成田国際空港)
19.4.26 招へい人自宅近隣散策
19.4.27 招へい人友人と横浜観光(中華街)

連絡先:招へい人の携帯/自宅電話番号 および 身元保証人の携帯電話番号
宿泊予定先:招へい人自宅(実家)住所

知人関係証明資料

これも、二人が本物の恋人であることを証明するための大切な資料です。

恥じらいを捨てましょう。

写真や手紙、メッセージのやり取り、国際電話履歴、送金控え等がこれに該当します。

メッセージのやり取り

私は彼とのメッセージのやり取りに加え、お義母さんとのメッセージのやり取りも添付しました。お義母さんとも仲良しなのよ!というアピールです。

ご飯食べた?などの日常的な会話もよし、I love you. や babe などカップルならではの用語が入っていてもよいでしょう。ただ性的な表現や写真などはNGです。

A4サイズで2~3枚あれば十分です。

二人が一緒に写っている写真

これも有力な証拠になりますのであれば提出しておきましょう。

ただし、2~3枚程度であればいくらでも偽装が可能なので、少し枚数があったほうがいいです。

やっているうちに楽しくなってしまって、アルバム作りの感覚でこんなに作りました(笑)

部分的にキャプションをつけます。この時、先に書いた招へい理由書の内容とズレが生じないようにしましょう(嘘をついていれば、こういうところでボロが出ます)

書類作成後の流れ

書類をフィリピンへ郵送

日本側で作成する書類が整ったら、いよいよこれをフィリピンへ発送します。

私はフィリピンへの郵送が初めてだったのですが、比較的安全性が高いとされているEMSを使いました。

書類だけだと薄っぺらくて紛失される可能性があるので、他のちょっとしたギフトや新聞紙でかさ増しして小包にしました。

フィリピンで「郵便物が届かない!」という事態はよくあることなので、いちいち緊張しながら届くのを待たないといけません。

結果、なんと発送後5日でバギオの郵便局へ到着!超優秀。

当時、受取手数料は112ペソ払ったそうです。

代理店でビザ申請

フィリピン人の短期滞在ビザ申請は、直接大使館に行かず、原則として申請先の日本大使館/総領事館/領事事務所が指定している「代理申請機関」にて行うことになっています。

査証代理申請機関一覧(在フィリピン日本国大使館 公式HP)

彼はバギオ在住。バギオにはこの代理申請機関がないので、マニラまで行かなければいけません。一日がかりです。

私たちはこの中の ATTIC TOURS(アティック・ツアーズ)メインオフィスを選択しました。

ネットで口コミが探せなかったので、たしかアクセスがいいとかで決めたような気がします。

長距離バスでバギオを深夜に出発し、朝方マニラ着。

無事に申請が終わると、バギオへトンボ帰りです。

「結果は後日連絡する」とだけ言われ、何日かかるかもわかりませんでしたね(遠い目)

代理店へ結果を聞きに行く

申請から8日後、ATTIC TOURS からメールで連絡がありました(早い!)。

が、「結果が出たので取りに来てください」とのメッセージだけで、肝心な結果については書かれていませんでした。

ということは、メールを受け取ってから5~7時間かけてマニラ支店に行き書類を受け取るその瞬間まで結果はわからないわけです(笑)

先に文面で教えてくれりゃいいのに・・・とその時は思いましたが、今となってはそのハラハラすらも楽しかったし(ビザがおりたから言えることかもw)、仮に不許可だった場合、憂鬱な気持ちで長時間バスに揺られマニラに書類を取りに行くよりはいいかもしれません(笑)

気を付けたい3つのポイント

以上が、私たちのビザ申請~取得までの道のりでした。

最後に、実際にビザの手続きを自分たちでやってみて「これは注意したほうがいいな」と思った点をいくつか紹介します。

書類の準備は早めに

1から調べてちんたら書類を準備したので、日本→フィリピン間の郵送やバギオ⇔マニラ間の往復も含めて全部で一ヶ月弱かかりましたが、ちゃっちゃとやればもっと短期間で終わると思います。

いずれにせよ、コロナ明けは郵送も交通も全てが不安定だと思うので、ビザ申請の準備は余裕を持って始めましょう。

書類の最終チェックは自分(日本側)でするべし

フィリピン側/日本側で準備するもの と分けられていますが、全て揃っていればどの書類をどちらで用意しても構いません。

私たちの場合は、全ての書類の作成・チェックは私がやりました。(書類不備のせいでビザが通らなかったらイヤなのでw)

彼に記入してもらう部分も、自分で「これと全く同じように書いて」と彼に写メを送り(自分は日本、相手はフィリピンにいるので)記入後は写メを送ってもらって一文字残らずチェック。

書き写しを頼んだだけなのに、彼自身の誕生日を書き間違えていたり、私の住所のスペルを間違えていたりしました(なぜ確認しない?笑)

公式書類も平気で誤字があったりするのがフィリピンという国。

一言一句、誤字脱字が一切許されない日本の文化なんて到底理解できないでしょう(これは嫌味ではなく、文化の違いなのでしょうがないです)

そういう文化だということを念頭において、心配な方は自分で書類に穴が開くまで念入りにチェックしましょう(笑)

ビザが通らなかったとき、国はその理由を親切に教えてはくれません。

コピーはとっておくべし

提出した書類は全てコピーしてとっておくことをおすすめします。

何かあったときのため・・・というのももちろんそうですが、二人で頑張ってビザを申請したことは、後々とてもいい思い出になります♪

私も今回この記事を書くにあたって一年ぶりに書類を引っ張り出してみましたが、「そういえばこんな作業してたな~」と懐かしい気持ちになりました。

まとめ:ビザ申請は楽しい!

いかがでしたか?

準備する書類が山ほどあってギョッとした人もいるかもしれません。

でも、始めてみたらかなり楽しくて熱中します。とくに招へい経緯書とアルバムづくり(違)は、二人の思い出を改めて振り返るいい機会です。

そしてその大変な作業を終え、書類を提出してからはドキドキして夜も眠れない日々が続き、ついにビザがおりた瞬間のその喜びは言葉にはなりません。

ぜひ、二人の共同作業を楽しんでみてくださいね。

尚、不明点ある方は直接聞いてもらえれば出来る限りお答えします^^