先日、新型コロナウイルスによるルソン島全土でのコミュニティ隔離措置及びバギオでの生活記録(1~14日目)を記事にしました。
この記事を更新した時点では、今日(4月15日)には隔離措置が解除されている予定だったのだけど、その後も感染拡大は収まらず、元々4月14日までだった期間が4月30日までに延長されました。
Contents
- 1 【最新】バギオ市内の取り決め、感染状況
- 2 隔離生活 in バギオ【記録】15~30日目
- 2.0.1 3月31日 隔離生活15日目
- 2.0.2 4月1日 隔離生活16日目
- 2.0.3 4月2日 隔離生活17日目
- 2.0.4 4月3日 隔離生活18日目
- 2.0.5 4月4日 隔離生活19日目
- 2.0.6 4月5日 隔離生活20日目
- 2.0.7 4月6日 隔離生活21日目
- 2.0.8 4月7日 隔離生活22日目
- 2.0.9 4月8日 隔離生活23日目
- 2.0.10 4月9日 隔離生活24日目
- 2.0.11 4月10日 隔離生活25日目
- 2.0.12 4月11日 隔離生活26日目
- 2.0.13 4月12日 隔離生活27日目
- 2.0.14 4月13日 隔離生活28日目
- 2.0.15 4月14日 隔離生活29日目
- 2.0.16 4月15日 隔離生活30日目
- 3 まとめ
【最新】バギオ市内の取り決め、感染状況
4月15日時点、バギオ市での取り決めは下記の通り。
・公共交通機関の営業停止
・自宅隔離措置(原則外出禁止)
・生活必需品の購入、医療機関の利用、金融取引(銀行、ATM)のみ外出許可
・バランガイごとに外出可能な曜日と時間帯の指定
・外出は一世帯につき一人
・外出時、Home Quarantine Pass(外出許可証)が必要
・禁酒令(アルコール類の販売禁止)
・マスクなしでの外出は逮捕
・認可されたジプニーのみ走行可
(ソーシャルディスタンスの徹底・助手席には乗らない)
・半袖・短パン・サンダル着用でのパブリックマーケットへの出入り禁止
(長袖・長ズボン・靴・マスクを着用すること)
※太字部分が、15日目以降新たに追加されたルール。
ジプニーは限られた台数のみ走っているけど運賃は36ペソ(約75円)。通常は9ペソなので4倍に値上がりしています。
家と市場を往復したら72ペソ。
これは庶民からすると痛い出費だけど、自家用車を持っていない人は一週間分のグロッサリーを抱えてバギオの長く急な坂道を上り下りするのはとても大変なので、ジプニーが走ってくれているだけとてもありがたいです。
住んでいるアパートの隣の部屋に、田舎に帰りそびれた女子大生が一人で暮らしていてお金大丈夫かなーと心配していたんだけど、
彼女が通う私立大学は野菜などの食料品や生活必需品を学校が手配したトラックで届けてくれるらしく(支払い不要)なにも困っていませんでした。学校の手厚いケア、すごいな。
私立大学に通っている時点で親がお金持ちなんだろうけど、その浮いたお金で彼女は毎日のようにフードパンダ(日本でいうウーバーイーツ的な)を頼んでるw 私たちより全然優雅な暮らしでうらやましい(笑)
禁酒令が、ついにバギオにも。。。これはかなりショック。
知らないうちに禁酒令が出ていたので、家にあった最後のお酒を惜しみもせずに飲み切ってしまいました。
何の前触れもなく新たなルールが追加されたり、はたまた発令されてから浸透するまでにタイムラグがあるのでラッキーな人は普通にお酒が買えたり、当たり前に不平等が生じるのがフィリピン。それでも誰も文句言わない(笑)
そんなバギオの4月12日時点での感染者数は15名(入院中:5名、回復:9名、死亡:1名)。
バギオ市内だけで見ると回復率は高いものの、かなり徹底して移動制限しているにも関わらず一番最近の感染者はつい先日確認されたということで
二週間、新規感染者ゼロだったのにまだウイルスがうようよいるのか~…と、自然の偉大さと人間の無力さを同時に感じますね。
隔離生活 in バギオ【記録】15~30日目
1~14日目に比べると、いよいよ我が家もやることがなくなってきたので内容は薄いけど、一応記録。
3月31日 隔離生活15日目
・彼にメイクアップを施す
元々美形なので期待はしていたものの想像以上に完成度が高くなり、本人も大喜びでダンスしてたw バクラ(タガログ語でオカマちゃん)に目覚めないか心配である。
4月1日 隔離生活16日目
・天井ジャンプ、反復横跳び
・Bangus Sisigを作る。昇天しそうなくらい絶品だった
・Netflixで「崖の上のポニョ」が解禁。さっそく鑑賞
あまりにもやることがないので朝一天井に向かって大ジャンプをしてみたら一発目で膝を痛めました。二週間経った今でも膝に違和感あり。今、いかなる理由でも病院に迷惑かけるわけにはいかないのでマジで大人しくしてよう。。
4月2日 隔離生活17日目
・天気が良いので洗車
・家の前で、彼にマニュアルバイクの乗り方を教わる
マニュアルってめちゃくちゃ難しいんだね。車もだけど、マニュアルは賢くないと運転できない気がするよ。
4月3日 隔離生活18日目
・家族に薦められYouTube【地獄の11分】痩せるダンスを始める
痩せるダンスは一日坊主でした。。明日からまたやろうかな。。。
4月4日 隔離生活19日目
・隔離生活始まって以来のランドリーショップへ
いつも使っている家の前のランドリーショップは閉まっているので、彼がバイクに洗濯物を積んで街まで行ってくれました。
3kg以上230ペソ。5kgでも8kgでも同価格。そして大量に出したのに三時間後にはとりにきていいよーという早さ。お客さん減ってるのかな、営業していてくれてありがとう。
4月5日 隔離生活20日目
・バンド結成
・家族とリモート【地獄の11分】痩せるダンス
お気に入りの歌は、Michael Pangilinan の “Rainbow” です。
4月6日 隔離生活21日目
・暇なあまり英文法書 Forestを一から読み始める
やっぱり英語好き。文法書開くと3秒で寝落ちするけど好き。
4月7日 隔離生活22日目
・ナマズとの格闘
・アパートの隣に住む女の子と初めてのディナー
・友人SとZoom
フィリピン人女の子の友達ができた。とっても嬉しい!嬉しくてブランデーがすすんだ夜。
4月8日 隔離生活23日目
・バギオにリカーバン(Liquor ban = 禁酒令)が出て、ショックで寝つけなかった
4月9日 隔離生活24日目
・特に何もせず
恐れていた「特に何もしなかった日」がここに来てついに発生。
4月10日 隔離生活25日目
・二人隔離生活600時間、達成
・フードパンダでジョリビーを頼む
・第一回 日本語向上委員会 (友人I)
・バケツをひっくり返したような土砂降り
・夜、家の前でバーベキュー。おうちでINASALの味を再現
・外出時にマスクをしていない人は逮捕するという新たなルールが発令
知り合いのみに公開しているInstagramのストーリーズで「彼の日本語練習がてらZoomに付き合ってくれる人いませんか?」と投稿したところ、沢山の友人がメッセージをくれたので『日本語向上委員会』始動。
一日目のこの日、彼が覚えた単語は「つるつる」と「よもぎあん」。
▼夜の部 BBQ Mang INASAL STAY HOME ver.
4月11日 隔離生活26日目
・500年ぶりのタホ
・自宅で手洗い洗濯2回目
・久々のアドボがうまかった
朝、久々にタホさんの叫びが家の外から聞こえたので「これは!」と思って飛び出すと、まさかのタホさんバイクで出動していた…!バギオの坂道考えたらバイクが絶対に楽だけど、ガソリン代考えると元とれるのかなあ。何も考えずにタホ代20ペソだけ払ったけど今度きたらチップ含め50渡そう。
4月12日 隔離生活27日目
・第二回 日本語向上委員会(家族)
無事、執り行われました。
両親どころか妹、姉、の旦那、犬まで総出でかかってきました。#隔離生活27日目 https://t.co/7zdbb7yoCm pic.twitter.com/A43q89BVMS
— コノミバギオ時々イフガオにいる人 (@knm_pinas) April 12, 2020
4月13日 隔離生活28日目
・第三回 日本語向上委員会(友人A)
彼の日本語練習のはずなのに、友人Aとの再会が久しぶりすぎて女同士の会話に花が咲き、二時間半も彼を放置してしまった。反省。でも楽しかった。
4月14日 隔離生活29日目
・ナマズBBQ
ナマズの姿焼きがこんなにも美味いなんて初めて知った夜。禁酒令が憎い・・・
※フィリピンにきて映えることを忘れた女が撮影した写真
4月15日 隔離生活30日目
・Googleマップのストリートビューでパスポート不要旅行
・市の新ルール「パブリックマーケット、半袖・短パン・サンダル着用での出入り禁止」が発令
ストリートビューってマジですごいね。フィリピンの山奥にあるうちのベッドでゴロゴロしながら埼玉の実家に帰り、おばあちゃんの家に行き、彼の実家にも寄ってからイフガオのおじさんちまで行ったよ。移動時間全部で30分くらい。
まとめ
自宅隔られヤーのはずなのに、読者様のおうち生活のヒントになるようなアイディアが一切浮かばなくてごめんなさい。(この記事の目的果たさず)
さすがに30日引きこもってると「退屈」という感情すら沸いてくるけど、最近彼が毎日おならをするのでその時だけは爆笑している。
こんな年になってもおならで笑えるの、ありがたい。
明日も、明後日も、おならで笑えますように。